五大宝石アレキサンドライト

おはようございます!色石一年生ヨシナリです!!

 

前回はTBSの人気テレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介されたパライバトルマリンについて勉強しました!!今回も引き続き番組で紹介された大変希少な石を勉強します!!

 

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今回勉強する色石はこちら!!!

「アレキサンドライト」です!

 

アレキサンドライトとは

 

アレキサンドライトはクリソベリルと呼ばれる鉱物の一つで、太陽の下では青緑色のエメラルドに近い色をしています。また夜に人工照明の下では赤くなる二色性(カラーチェンジ効果)があることも大きな特徴の一つです。

 

1830年頃、ロシアで発見されたアレキサンドライトは当時エメラルドだと思われていました。その後、他の宝石にはない二色性の効果が珍しいとされ新しい効果を発見された日(アレクサンドル二世の12歳の誕生日)にちなんで、 非常に珍しい宝石にアレキサンドライトという名前がつけられたと言われています!

 

アレキサンドライトは産出量が大変少なく人気の石のためとても高価で、有名な四大宝石はダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドに加えアレキサンドライトは五大宝石として扱われたり「宝石の王様」と呼ばれたりもします。

 

産出地

 

スリランカ

スリランカ産は、比較的大き目の石が産出されますが色変化も含め品質の良いものはあまり出てきません。

 

・ブラジル

ブラジル産には透明度、変色性ともに上質のものがたまに産出されます。

 

・ロシア

ロシア産アレキサンドライトは稀産で滅出回らないため、ロシア産というだけで高値がついている場合があります。しかし品質としてはインクルージョンや傷が多い石とされています

 

その他の産地

・インド

タンザニア

マダガスカル

 

 

類似石

 

アレキサンドライトに似た天然石は多く存在します。例えばカラーチェンジのする合成アメジストや、カラーチェンジサファイア、カラーチェンジガーネット、アンデシンやスピネル、トルマリンなどがあります。

 

アレキサンドライトは1975年に人工合成に成功しています。

人工的に作られたものは、天然のもののトップクオリティに引けを取らないくらい美しく、また一見すると見分けるのが難しいものです。一般人には天然と人工の判別はほぼ不可能です。

 

 

まとめ

 

今回はアレキサンドライトについて勉強しました。

アレキサンドライトの品質評価としては透明度と、色の変化を見ます。石の中の内包物が少なく、色変わりが強いほど価値が上がります。

 

アレキサンドライトは類似石の勉強をしたときに伝えたとおり、合成石や類似石が多く判別が大変難しいです。

 

色石バンクなら長年の経験のある人間の目と特殊な機械を使い産地の特定も可能です。なので通常では難しい判別や品質評価も行えるため色石を高値で買取することが可能です!

 

気になる宝石がございましたら色石バンクまで!

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