キャッツアイ界人気ナンバーワンはこれじゃ!【クリソベリルキャッツアイ】

 

おはようございます!色石一年生ヨシナリです!!

本日はこちらの色石を勉強します!!

 

 

f:id:iroishibank-yoshinari:20171210174657j:plain

 

クリソベリルキャッツアイ

自然界にはキャッツ・アイと呼ばれる宝石がこのほかにも多くあります。

中でも絹のような光沢と鮮明な目をもった蜂蜜色のクリソベリル・キャッツ・アイは最も美しい猫目効果(シャトヤンシー)が現れる宝石です。   


クリソベリルキャッツアイは不思議な石で、キャッツアイ効果のないただのクリソベルはその稀少性と見合わない価格で取引されていますが、キャッツアイ効果(シャトヤンシー)が現れたものは何百何千倍の値段で取引されることがあります。それだけキャッツアイの人気があるということですね!

 

クリソベリルのキャッツアイが、ここまで世界的に知られるようになったのは、近年に入ってからのことで、歴史をたどると一世紀のローマの文献には、すでにスリランカとインドで産出されているそうですが、それ以降の長い間、クリソベリル キャッツアイが話題に上ることはありませんでした。

 

この宝石が話題になったのは19世紀に入ってからのことで、ビクトリア女王の3番目の息子であるコノート公爵が1879年にプロシアの王女に、クリソベリル キャッツアイの婚約指輪を贈りました。それによって一躍注目の的となったクリソベリル キャッツアイは、その直後から人気の宝石となりました。

 

 

【クリソベリルキャッツアイの主な産地】

 

・ロシア
・ブラジル
スリランカ
マダガスカル
タンザニア
モザンビーク
・中国

 

これだけクリソベリルキャッツアイの産地はありますが中でも有名なのはブラジルやスリランカです。

 

またそれ以外にもインド産のクリソベリルキャッツアイが最近、安価に入手できるそうですが、地色は薄い緑がかった黄色のため、あまり綺麗なものではありません。

 

 

【品質評価】 

 

クリソベリル キャッツアイの中で、もっとも人気があり、価値の高い色味は、“ハニーイエロー”と呼ばれる濃密な蜂蜜色です。

 

地色が蜂蜜色をしているカボションに、白いはっきりした目がでると、「ミルクと蜂蜜効果」(ミルク アンド ハニー/Milk and honey)と呼ばれ、最高品質の証しとされています。

 

日本人の言うハニーカラーは海外と違いがあるようで、日本では「黄色い」ものをそう呼ぶ傾向にありますが、海外だともっと深い、ブラウンに近い深みのある色のことを指すそうです。

 

 

【まとめ】

今回はクリソベリルキャッツアイについて勉強してみました!!

 

キャッツアイ効果のある石はクリソベリルキャッツアイのほかにも沢山あります。

中でもパワーストーンタイガーアイと呼ばれるキャッツアイ効果のある石がありますがこちらは宝石としての価値は全くと言っていいほどつかないものですので売りをお考えの場合は注意しましょう。

 

クリソベリルキャッツアイの品質評価は文字だけだと伝わりにくい部分も多くあります。色石バンクでは実際に送られてきたものを見ながら品質の評価やなんの石なのか詳しく説明することによってお客様のサポートも行っています。

 

気になる宝石などございましたら是非一度お送りください!!

iroishi-kaitori.jp