英国の大礼用王冠のセンターを飾る「スピネル」の基本知識
おはようございます!色石一年生のヨシナリです!!
今回スタディーする色石はこちら!!!!
レッドスピネルです!!
皆様、スピネルという宝石をご存知でしょうか?
「レッドスピネル」
レッドスピネルは昔ルビーと混合されていたほどルビーに似た宝石。硬度が高く耐久性に優れています!
スピネルの原石はダイヤモンドの原石と同じ正八面体をしていて、その見た目がトゲに似ていることからラテン語でのトゲを意味する「スピナ」が由来になったと言われています。
レッドスピネルは1783年までルビーと違う鉱物だと思われていませんでした。14世紀にエドワード皇太子(黒太子)が手に入れて現在も王冠のメイン石としてセットされています。
レッドスピネルはルビーのような美しさを持ち、高い硬度と言う耐久性も合わせ持っているのにルビーより知名度が高くありません。それは産出が限られていて尚且つ商品化される量が少ないことが原因の一つです!!
産地
スリランカ南西部のラトナブラ辺りからは、青、紫、黒色などのスピネルが主で赤系統の産出は稀にしか出て来ないようです。
トゥンドゥル鉱山が1994年末から開かれ、4000人によって採掘されていると言われているそうです。ピンク系のスピネルが多く、品質が良いものは少ないです。
ミャンマーといえば、ルビーやサファイアの産出としても有名で、ここでは橙、緑、青、紫のスピネルが主です。そして上質なレッドやピンクも産出されますがその量はわずかです。
スピネルの品質評価
パープルの入ったようなレッドスピネルの品質評価として高評価のものは純色のような赤です。淡いものでも彩度の高い赤色は高評価になります。
まとめ
今回はスピネルについて勉強して見ました!!
色石の中でもスピネルをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
今後は知名度の低いマイナーな色石も勉強指定校と思います!!
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