トルマリン!!とは!?
おはようございます!!色石一年生ヨシナリです!!
今回勉強する色石はこちら!
「トルマリン」です!!
皆さん、トルマリンをご存知でしょうか。
トルマリンとは
トルマリンは、結晶を熱すると電気を帯びるため別名、電気石(でんきせき)とも呼ばれています。
産出地は主にブラジル、アフリカ各地、スリランカ、アメリカ合衆国で、世界的に見ると多産な鉱物ですが、中には「パライバ・トルマリン」と呼ばれる希産宝石として珍重されるものもあります。
トルマリンの種類
トルマリンには様々な色があり、その一つ一つに別の呼び名があります。
・アクローアイト(無色)
・ルベライト(赤色、ピンク)
・シベライト(赤紫色)
・インディコライト(青色)
・ドラバイト(褐色または黄色)
・ショール(黒色)
・パライバ(ネオンブルー、ネオングリーン)
・バイカラー(2つの色が混在)
・パーティカラー(3つ以上の色が混在)
・ウォーターメロン(赤色またはピンク+緑色、バイカラーの一種)
ただしこれだけ種類が有ると呼び名が紛らわしくなるため、鑑別機関によっては「レッドトルマリン」など、名前の前にカラーを入れられることが多いです。
人気のトルマリン
・ルベライト
トルマリンの中でも人気が高く、一般的にも入手できる赤、ピンク色の「ルベライト」です。ルベライトはその赤色から昔はルビーと間違われていたこともあったそうです。
・クロムトルマリン
グリーントルマリンの多くは、強い多色性を示します。 一方向で明るいグリーン、他方向で青色、というようにいずれの方向にも魅力的な色を呈する石は、最も価値があります。
グリーントルマリンの中で、クロム発色の変種はクロムトルマリンと呼ばれほとんどのグリーン・トルマリンよりも彩度の高い色相を呈すため、プレミアがつきます。
・パライバトルマリン
青緑にネオンブルーの色をしたトルマリンは「パライバトルマリン」と呼ばれ、全般的に最高品質のパライバ産トルマリンの価格は、他のトルマリンをはるかに上回ります。より魅力的な色相、より高い色飽和度、より高い希少性のためです。
1980年代終盤に発見されて以来、パライバ産トルマリンはその際立ったネオンブルーとグリーンで、宝石界に衝撃を与えてきました。今の日本でもパライバトルマリンは人気が有り、他のトルマリンと比べて価値もとても付きます!
今回はトルマリンについて少し勉強しました!!あらためてトルマリンの種類は沢山ありますね!その中から価値のあるものを探すのは難しいことです。しかし!そんなときは安心ください。色石バンクがあります!
色石バンクでは色石を適切な品質評価により高価買取させて頂いております!パライバトルマリンかも、と思ったら一度色石バンクまでお送りください!もしかしたら、お手持ちの商品にビックリするほどの価値が付くかもしれません!!!
アクアマリンとは!?
おはようございます!!色石バンクヨシナリです!!
毎日暑いですね!皆様熱中症には十分ご注意くださいませ!!
と言うわけで今回は暑苦しくないよう、涼しげな宝石を勉強しようと思います!!!
今回勉強するのは、「アクアマリン」です!!
名前の由来はラテン語の「海水」を意味する語からと言われています。
海のような色、してますよ!!
そんなアクアマリンは海に投げ入れると瞬時に溶け込んでしまうと言われるほどで、古いヨーロッパの船乗り達は、この石を海の力の宿ったお守りとして大切に持っていたそうです!
鉱物名はベリル
このブログで以前エメラルドを勉強したときにエメラルドの鉱物名はベリルと言いましたが、アクアマリンも同じベリルなのです。つまり緑のエメラルドを加熱処理することによってアクアマリンの色に変化させる事も可能です!
アクアマリンの産地
アクアマリンの産地は、主にスリランカ、ロシア、アフガニスタン、マダガスカル、パキスタン、インドなどが知られています。
また、最高品質と言われるアクアマリンはブラジルのサンタマリア鉱山で採掘される深いマリンブルーの石であり、一般に「サンタマリア」と呼ばれています。最高品質のアクアマリンの中にはブラジル産以外にもモザンビークなどで産出される「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ばれる物もあります。
最近ではブラジル以外の鉱山からも深いマリンブルーのアクアマリンが産出されることがあるため、これらの品質をした物を全て「サンタマリア」または「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ぶようになりました。
アクアマリンの品質評価
アクアマリンの品質評価としてはサイズも重要ですが、色や透明感が重要になってきます。元々インクルージョンは少ないものが多いので、一番はやはり色味が大きく価値に関わってくるのではないかと思います。
産出量の多いアクアマリンとしては色が薄く水色っぽい色味が多いですが、
先ほど産地について紹介しました「サンタマリア」により近い色味をしたものが価値の高いものになってきます。
特徴としては濃くて深い青色をしたもので、こういったアクアマリンは希少価値が高く珍しいので価値が高くなります。
今回はアクアマリンを勉強してみました!!「サンタマリア」と呼ばれるアクアマリンがあると言うことを初めて知ったという方もいらっしゃるんではないでしょうか!!
サンタマリアを見極めるには経験がないと難しく、沢山数を見て見比べてこないとわかりません。
しかし安心してください。
そんなときは豊富な経験と知識を積んできた色石バンクにお任せくださいませ!適切な価格と品質を評価し高価買取させて頂きます!
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真珠の種類と品質評価
おはようございます!!色石バンクヨシナリです!!
もうすぐ5月も終わり、6月になりますね!一年の半分まで来ましたが皆様いかがお過ごしでしょうか!
ヨシナリとしてはもう半年たったのか、、と焦っているところです。
早速ですが、今回は6月も近いということで6月の誕生石でもある「真珠(パール)」について少し勉強していこうと思います!!
真珠は貝の体内で生成される宝石で、バイオミネラルとも呼ばれております。
エジプトでは紀元前3200年頃から既に知られていたと言われ、宝飾品としてあるいは薬として珍重されるようになっていきました。また、その時クレオパトラが酢に溶かして飲んでいたと伝えられているそうです!
真珠の種類
アコヤ真珠
南洋真珠
黒蝶真珠
マベ真珠
淡水パール
コンクパール
など
アコヤ真珠、南洋真珠
主に日本で取れる真珠がアコヤ真珠といいます。そして南半球で採れる真珠を、総じて南洋真珠と呼びます。南洋真珠は白や黒があり白色のものが白蝶真珠と呼ばれ黒蝶真珠とは黒色の南洋真珠を指します。
南洋真珠が育つ条件としては、温暖で美しい海であることです。原産地は白蝶真珠がオーストラリアやインドネシア、フィリピン、ミャンマーなど、黒蝶真珠はタヒチですが中にはごくわずかですが沖縄県でも養殖が行われています。
南洋真珠はアコヤ真珠に比べ、サイズの大きなものが主流で世界的に見ても生産量の限られている南洋真珠はアコヤ真珠よりも価値としては高いものになります。
淡水パール
イケチョウガイやカラス貝といった、淡水生の貝の中に出来る真珠は淡水パール(淡水真珠)と呼ばれます。現在流通している淡水パールのほとんどは養殖によって生産されており、養殖の際に母貝内に外套膜片のみを挿入し、核を挿入しないことから真珠が真円には育たないため様々な形をしているのが特徴です。
マベ真珠
マベガイから産する真珠。主に香港、台湾、インドネシア、奄美大島で養殖されています。主に半球形ですが近年では養殖技術の向上で、球形も少量であるが産出されています!
真円の核を挿核して真円の真珠を作ることが難しいため、半円の核を貝殻の内側に貼り付けているため、半円形が特徴的な真珠です。
コンクパール
西インド諸島のカリブ海に生息する巻貝であるピンク貝から産する真珠。珊瑚4のようなピンク色(他に白、黄、茶などもある)をしており、火焔模様が見られるのが特徴です。ピンク貝は巻貝であり人工的に核を挿入することが不可能なため、
コンクパールのほとんどが天然の真珠になります。コンクパールは千個、もしくは1万個に一個しか採れないと言われる希少な真珠なため産出量が少なく価値も高い真珠です。
テリ
照りとは真珠の「輝き、光沢」のことです。
真珠層の巻きが厚いほどこの輝きが良くなります。
この照りが強いものほど輝きが良く、価値が高いとされています。
照りが良いものは、真珠にうつりこむものがシャープに見え、照りの悪いものは、真珠にうつりこむものがぼやけて見えます。
巻き
真珠はドブ貝を加工して作った核を貝の中に埋め込み、その周りを貝自身が作り出す分泌物で覆うように巻いていくことによって出来ていきます。
つまり巻きはその覆われた分泌物の厚さのことを言います。
巻きが良いというのは、真珠層が厚いということです。真珠層が厚いものほど良質で強い輝きを発する力を持っています!
キズ
真珠の肌はヒビやキズの少ないものが良質です。しかし真珠はほぼ自然に近い状態で養殖される海産物ですので多少のキズはつきものです。
一般に真珠が育つ間に出来たキズを「エクボ」と呼び、本真珠の「あかし」とされています。キズが少ない程、またそのキズが小さい程、良質とされます。
形
基本的に「ラウンド(真円)」、「セミラウンド(やや丸)」、「バロック(変形)」に分けられます。
一般的にこの中でラウンドと呼ばれるより真円に近いものほど良いとされています。
花珠
花珠(はなだま)と呼ばれる真珠があります。日本国内で生産(養殖)される真珠(アコヤガイによる)の内、特に品質が良く、非常に出現率の低い、貴重で非常にきれいな真珠のこで、これが付くと真珠としての価値がとても上がります。
以上、今回は真珠の種類や品質評価についての勉強をしました!!
余談になりますが、真珠を扱う中でイミテーションと呼ばれるプラスチックなどで作られた真珠もありますのでそういったものには十分注意が必要です。
簡単な判別方法としては真珠同士をこすり合わせたときに、ザラザラするものが天然で、ツルツルなものがイミテーションになります。
真珠にも偽物が多く出回っているので注意が必要ですね!!
今回勉強した真珠を、色石バンクでは高価買取中です!!
なお色石バンクでは製品の状態なものから、バラバラになっているルースのものまで全てお買取りさせて頂いております!気になる方はぜひ色石バンクまで!
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珊瑚について勉強してみました。
おはようございます!!色石バンクヨシナリです!!
皆様、だんだん夏が近づいてきたのか気温が暑くなってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。
夏といえば海!
海といえば珊瑚!!ですよね皆様。
ということで今回は珊瑚について少し勉強しようと思います。
珊瑚は色々と種類があり、その種類はなんと世界で約800種類もあります!!すごい!犬の種類と同じくらいですね!!!
その中で宝石としての珊瑚は深海に住むアカサンゴ、モモイロサンゴ、シロサンゴなどがございます。
日本や中国で人気のある珊瑚は「アカサンゴ」で、その中でも血赤と呼ばれる深い赤色をしたものが最高級とされます!では朱色やピンクといったモモイロサンゴはダメなのかと言ったらそうではありません!!
ヨーロッパではアカサンゴよりも朱色やピンク系の本種が人気です!!国によって流行りや好みが違いますね!
色石バンクでも血赤サンゴは高額で買い取りさせて頂くことが多々ありますが、朱色なんかも大粒なものやテリの良いものなどは血赤珊瑚よりもお値段が付いたことがございます!
そんな珊瑚にも模造石(プラスチックやガラス)が多く存在しますので注意しましょう!!簡単な見分け方とすれば、珊瑚の表面にある虫食いを見ることです!サンゴは生き物なので天然のものは小さな虫食いと呼ばれる穴があることが多いです!
しかし虫食いがない綺麗で高品質な珊瑚もあるので、わからない時はぜひ色石バンクまで送ってみてください!
今回勉強した珊瑚を次回のブログまで高価買取させていただきます!!色石バンクでは自社で研磨工場も構えておりますので、傷のあるものでも高価買取が可能です!
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合成石を作るベルヌーイ法とは!?
おはようございます!色石研究委員会会長のヨシナリです!
皆さま!今週はゴールデンウィークですね!中にはもうすでにお休みだよ!(ドヤ顔)な方々もいらっしゃるのではないでしょうか。これからお休みに入る皆様はもう予定は決まっておられるでしょうか!
ちなみにヨシナリは、何も決まっておりません!!!
そんな楽しいゴールデンウィークを迎える前に、今回の色石一年生ブログでは前回に引き続き合成石についてもう少し勉強したいと思います!
まずはこちらをご覧ください。こちらの変な形をしたモノは、「ベルヌーイ法」という方法で作られた合成ルビーの原石です!見たことある方はあまり居ないのではないでしょうか!
ベルヌーイ法とは、化学者の「オーギュスト・ヴィクトル・ルイ・ベルヌーイ」さんという人が初めて商業的に成功した人工宝石の製造法になります。
主にルビーやサファイアの合成石がこの手法で作られることが多く、別名「火炎溶融法」とも呼ばれております。
製造法としては微細な粉末原料を酸水素炎を使って溶融させ、その時に出る
時代としては、1902年頃からベルヌーイ法は行われており、ベルヌーイ法によって作られた宝石の生産量は1907年で年間1000㎏、2000年になるとそれまでの生産量は250000㎏まで達していたようです、、、
そう思うと日本から合成石が沢山出てくるのも納得できちゃいますね!
続いてこちらは実際の合成ルビーのカットされたものです!どうですか、とっても綺麗ですよね。
前回勉強したときに合成石はインクルージョンが少ないといいましたが、こちらの写真を見るとその少なさが分かりますよね。
これが天然の宝石だったら僕はとても欲しいです!!!
そんなルビーをお持ちの方はぜひ色石バンクに送って見てください!もちろんルビー以外の色石も大歓迎です!
ということで今回の高価買取品目は「ルビー」を高価買取頑張りたいと思います!!
次回のブログまでルビー高価買取中です!
沢山の査定依頼お待ちしております!!!
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合成石とは!?
おはようございます!三度の飯より色石が好き!色石バンクヨシナリです!!
突然ですが、当ブログでは今までルビー、サファイア、エメラルドと代表的な色石を勉強してきました!その中で何度か、「世の中には本物そっくりな合成石と呼ばれるものも多く存在します。」と説明させていただいたのですが、覚えていらっしゃいますでしょうか。
今回はその「合成石」とは何なのか、ということにフォーカスして勉強していきたいと思います!!
もちろん、高価買取品目の紹介もしていきますので最後までご覧くださいませ!!
目次
1.合成石とは
2.合成石の種類
3.模造石、類似石
1.合成石とは
合成石とは、天然の宝石と同じ成分で人工的に合成された宝石のことです。天然の宝石と物質は同じなので本物の宝石ともいえるでしょう。しかし人工的に作られるため、何百年、何千年と掛けてマグマの中で作られ、ほんの少ししか取れない希少な天然石と比べるともちろん価値は劣ります。
海外ではそれなりに評価されることもありますが現在の日本においては偽物とされ、価値が全く付かないことがほとんどです。
しかし全ての合成石が価値のないものではなく中には京セラ社の「クレサンベール」と呼ばれる合成石は業者間でも値段がついたりします。また「アレキサンドライト」などのクレサンベールは製造するのも困難なため、値段が付きやすいです。
合成石と天然石を見分けるのは困難です。鑑別機関の高度な機械があれば分かりますが、通常の宝石を判別する機械を使うと物質が天然と同じなため、機械の判断結果も同じだからです。
ちなみにアレキサンドライトの合成石はエメラルドの合成石よりも見分けるのが難しいといわれております。
合成石を機械を使わずに判断する方法といえば宝石の中にある傷(インクルージョン)を見ることです。
合成石は人工的に作っているため不純物がほとんどなく、とても綺麗な色をしています。もしもそれが天然で大きなものだったら国の王様か貴族レベルの人しか買えないくらいの値段が付くと思います!
2.合成石の種類
合成石は世の中に多く出回っており、以下のものがよく合成で作られます!
この中でダイヤモンドの合成石はほぼ工業用になるので出回ることは少ないですがダイヤモンドを抜いてもこれだけ種類が多いと注意が必要ですね。
3.模造石、類似石
合成石とはまた違いますが、模造石や類似石と呼ばれる石も存在することをご存知でしょうか!模造石、類似石と呼ばれるものは主にガラスやプラスチック、樹脂でできた石の事を指し、こちらはほぼ価値のないものとされるため要注意です。
模造石にはトルコ石なども古くから作られており、トルコ石の模造石はとても多く出回っております。中にはトルコ石の研磨をした時に出た粉末を集めて樹脂で固めたものもあります。これは見ただけじゃ分からない事もあるので非常に怖いですね!
そしてこういった模造石の中で、「張り合わせ石、ダブレット」と呼ばれる悪質なものも存在します。ラウンドカットの場合、上半分が天然石、下半分がガラスやプラスチックのものをくっ付けて一つの宝石に見立てたものです。
これは人を騙す為に作られたものでリングなどに留まっていると非常に分かりにくいです!ダブレットのなかにはすりガラスと呼ばれるザラザラした素材のガラスを下半分に付けたものがありますが、これは宝石のテーブル面から見るとザラザラ部分がインクルージョンに見えてしまいプロでも騙されてしまうことがあります。
宝石を扱うなかで本物や偽物を見分けるのは必要不可欠な能力です。
色石バンクでは沢山の経験と知識があるためそれらを見極め適切な値段を付けることができます。お手持ちの石で気になるものがありましたらぜひ送ってみてください!
そして今週は「もう一度やってほしい」との声が多かったエメラルドの高価買取をもう一度やりたいと思います!エメラルド高価買取、絶対ご満足いただけると思いますのでお手持ちの皆様は是非、色石バンクまで!!
赤い宝石ルビー
おはようございます!!色石調べ隊、隊長のヨシナリです!!
皆様!もうお花見はいかれたでしょうか!色石バンク本社の近くにある上野公園ではすでに桜が満開でお花見に来る方々で賑わっております!!まだ行かれてない皆様は上野公園でお花見するのも良いんではないでしょうか!
そんなお花見シーズンの中、色石バンク高価買取品目の紹介は今回で三回目になります!前回、前々回と続きエメラルド、サファイアを紹介してきました!!この流れで来たらもう皆様お分かりかと思いますが!今回ご紹介させていただきます高価買取品目は、、、
そうです!今週の高価買取品目は「ルビー」です!!
今回はルビー高価買取に力を入れていきますので!まだ色石バンクに査定依頼を出したことのないお客様もぜひ、色石バンクに送ってみてください!!
そして前回「サファイア」を送っていただいた沢山の皆様、誠にありがとうございました!!高価買取期間は終了いたしましたが通常価格ももちろん自信ありますので、引き続き査定依頼お待ちしております!!!
送り方、査定方法につきましてはこちら↓↓
それでは、今回はルビーについて勉強してみましょう!!
目次
1.ルビーとは
2.ルビーの処理
3.価値の高いルビー
1.ルビーとは
ルビーと言えば赤色が特徴的な宝石であり、その名前の由来も、ラテン語で「赤」を意味する「ルベウス (rubeus)」 から来ています。そしてルビーという名前は中世の時代から使用されていると言われており、とても歴史の古い宝石なんですね!
前回サファイアを勉強した時にもお伝えしましたが、ルビーの鉱物名はサファイア同様、「コランダム」になります。そしてコランダムに不純物として約1%の「クロム」が入ることにより赤色になったものがルビーです。クロムの量が0.1%くらいですと薄い赤色になるため「ピンクサファイア」として扱われます。
ちなみにルビーはコランダムの中で基本的に赤色のものだけを指し、赤色以外はサファイアということになります。
2.ルビーの処理
ルビーもサファイアと同様に加熱処理が行われているものが大半です。加熱処理とは色の改善のために行う処理で日本でも一般的な処理方法とされています。
ルビーの中で加熱処理以外の処理で「充填処理」と呼ばれる処理方法があります。この処理は傷や穴などが開いた部分に鉛ガラスなどの透明材を入れることで傷を分かりにくくしたり、透明度を上げたりすることができます。
しかしこの充填処理というものは、悪質な処理とされておりこの処理が行われているというだけでルビーの価値が下がってしまいます。しかしながら充填処理が行われているルビーは世の中に数多く出回っており、その中でも「アフリカ産」のルビーは低品質で、充填されているものがほとんどです。
充填されたルビーは実際に色石バンクにも流れて来ることが多くあります。色石バンクではいままで数々の処理を行われた石の鑑別を行ってきたため処理の見極めが可能ですが、通常処理を見極めるのは難しく、例えば充填ルビーのリング製品の場合、充填部分を石留めしている爪の下に上手く隠してあるものなどがあり、そういった物はプロでも騙されてしまうことがあります。それほど処理の見極めは難しいのです。
3.価値の高いルビー
ルビーは透明なものから不透明なものまであり、当然ながら透明度が高くインクルージョンが少ないものが、価値があります。またルビーにもサファイア同様に「産地」、「色」で価値が高いとされているものがあり、「ミャンマー産」の「ピジョンブラッド」と呼ばれるルビーが最高級とされます。
他にもスリランカ産の「チェリーピンク」と呼ばれるピンク赤色をしたルビーや、タイ産の「ビーフブラッド」と呼ばれる暗い赤色をしたものもありますが、どちらもピジョンブラッドと比べると価値はかなり劣ります。
「ピジョンブラッド」とは日本語に訳すと「ハトの血」という意味になりますが、文字通り「ハトの血のような明るい赤色」をしてることが由来しています。また色石バンクでも何度かピジョンブラッドルビーをお買取させていただいた事があり、ハトの血はもちろん見たことはないですが、ピジョンブラッドルビーはクリアなとても明るい赤色をしており明らかにほかのルビーよりも光を多く放っていました。
お手元にあるルビーでもしかして、、、と思うものがございましたら高価買取中が終わる前に、急いで色石バンクへお問い合わせくださいませ!!!