色石一年生卒業!!
おはようございます!!色石一年生ヨシナリです!!
突然ですが皆さん!!
今回は重大な発表があります!
今回のこの記事を最後に色石一年生ブログを卒業します
今まで約一年ほどこのブログをやって来ましたが、そこで僕は皆さんとともに色石を勉強させて頂きました。このブログを書くことによって僕は新しい発見や読者の皆さんが閲覧していていただけたお陰で楽しく続けることが出来ました!有難うございます!
今後はここで勉強したことを糧にして色石二年生になるヨシナリ、頑張っていきたいと思います。
また、このブログをこれから見る人、今まで見てくれた人、間違えてこのブログを開いてしまった人全ての人達にこのブログが少しでもお役に立てれば幸いでございます。
また次回から新一年生のマツノ君が色石に関する素晴らしい記事を書いてくれます!!
是非ご期待ください!
短い間でしたがありがとうございました!
ヴァイキングの羅針盤と言われた宝石「アイオライト」
おはようござんす!!色石一年生のヨシナリです!!
最近段々と気温が温かくなり季節も春になってきました。
春は新しい出会いや別れのシーズン!そして最近花粉症デビューしたヨシナリにとっては地獄のシーズンとも言えます!!
頑張っていきましょうーー!!
今回勉強する色石はこちら↓↓
「アイオライト」
アイオライトの名前の由来はギリシャ語で青紫という意味の「イオス(IOS)」から来ていると言われています別名はコーディアイライト。
アイオライトは上から見るとブルーやバイオレットの色味をして、横から見ると無色かうっすら淡い茶色に見えます。
そんなアイオライトの不思議な性質の事を「多色性」といいます。
アイオライトはサファイアに似た色をしていて、その色味から水を連想されたため長い間「ウォーター・サファイア」とも呼ばれていました。
サファイアの多くは加熱処理という人工的な手を加えられていますが、アイオライト自然のままの色味で加熱処理が加えられていない宝石です。高度は水晶よりも硬いためジュエリーに向いています。
アイオライトの主な産地
・スリランカ産
・インド産
・ブラジル産
・タンザニア産
・ナミビア産
品質評価
透明度が高くバイオレットブルーが濃い物が良いとされます。
曇ったような透明度の低いものは品質があまり良くないため、その多くはカボションカットや彫刻などにされます。
アイオライトは激しい多色性のために正面から見るとブルーであるものが、斜めから見ると淡くなったりするものなど、極端に見え方が変わります。
品質評価としていろいろな角度から眺めて確認することが必要だと思います!!
まとめ
以上今回は「アイオライト」という色石を勉強しました!!
アイオライトカットによってはサファイアに似ていたり、専門家でないとなかなか判断するのは難しいです。
またアイオライトに限らず色石は専門的な知識がないと価値が分からないため、ジュエリーを売るとき知識がない業者や人に売ると適正な値段が出せず価値がゼロになってしまうことが多くあります。
色石バンクでは専門の知識や経験からその石の本当の価値を付け買取をすることが可能です。
色石やダイヤ、そのほかジュエリーで気になるものは是非色石バンクまで!!
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英国の大礼用王冠のセンターを飾る「スピネル」の基本知識
おはようございます!色石一年生のヨシナリです!!
今回スタディーする色石はこちら!!!!
レッドスピネルです!!
皆様、スピネルという宝石をご存知でしょうか?
「レッドスピネル」
レッドスピネルは昔ルビーと混合されていたほどルビーに似た宝石。硬度が高く耐久性に優れています!
スピネルの原石はダイヤモンドの原石と同じ正八面体をしていて、その見た目がトゲに似ていることからラテン語でのトゲを意味する「スピナ」が由来になったと言われています。
レッドスピネルは1783年までルビーと違う鉱物だと思われていませんでした。14世紀にエドワード皇太子(黒太子)が手に入れて現在も王冠のメイン石としてセットされています。
レッドスピネルはルビーのような美しさを持ち、高い硬度と言う耐久性も合わせ持っているのにルビーより知名度が高くありません。それは産出が限られていて尚且つ商品化される量が少ないことが原因の一つです!!
産地
スリランカ南西部のラトナブラ辺りからは、青、紫、黒色などのスピネルが主で赤系統の産出は稀にしか出て来ないようです。
トゥンドゥル鉱山が1994年末から開かれ、4000人によって採掘されていると言われているそうです。ピンク系のスピネルが多く、品質が良いものは少ないです。
ミャンマーといえば、ルビーやサファイアの産出としても有名で、ここでは橙、緑、青、紫のスピネルが主です。そして上質なレッドやピンクも産出されますがその量はわずかです。
スピネルの品質評価
パープルの入ったようなレッドスピネルの品質評価として高評価のものは純色のような赤です。淡いものでも彩度の高い赤色は高評価になります。
まとめ
今回はスピネルについて勉強して見ました!!
色石の中でもスピネルをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
今後は知名度の低いマイナーな色石も勉強指定校と思います!!
ご不明な色石の買取相談承ります!
色石買取は色石バンクまで!!!!!!!
人類が最初に掘り出した宝石トルコ石
おはようございます!色石一年生ヨシナリです!
今回はこちらの色石を勉強します!
「トルコ石」
トルコ石(ターコイズ)は青色〜緑色の色味をした不透明な鉱物で、トルコ石の良質のものは貴重であり宝石とされます!
人類が初期に掘り出した宝石のひとつであるとも言われています!
英語では turquoise(ターコイズ)と呼ばれ、フランス語の pierre turquoise (トルコの石)が由来になったと言われています。十字軍の時代にヨーロッパに広まったため、この石が「トルコの石」と呼ばれるようになったばかりか、もとは古フランス語で「トルコの」を表す形容詞だった"turquoise"と言う語が、青の色みの一つを表すようにもなった。
最近ではトルコ石以外の多くの不透明の宝石と同様に、表面処理されたものや模造品・合成品が出回っています。専門家でも鑑定することは難しいので注意が必要です。
最近とても安価にターコイズと言って売られている商品もありますが、ファストファッションブランドなどで売られているものは、そのような模様が近い石などを染色して作ったものです!
産出地
・イラン
・アメリカ合衆国
米国の南西部は、顕著なトルコ石の産地です!アリゾナ州、カリフォルニア州(サンバーナーディーノ、インペリアル及びインヨーの各郡)、コロラド州(コネホス、エルパソ、レイク及びサガチェの各郡)、ニューメキシコ州(エディー、グラント、オテロ及びサンタフェの各郡)、ネバダ州が特に産出されています!
ニューメキシコ州セリロスに最も古い鉱山があり、19世紀の終わりには、ニューヨークのティファニーが所有していたため、ティファニー・ターコイズと呼ばれていました!
品質評価と特徴
トルコ石の特徴の質の一つで良いものは鮮やかな青色ですが、不純物に鉄を含むと緑色に近くなります。
トルコ石は良質のものでも脆く、欠けやすいです。宝石の硬度をあらわすモース硬度で言うと6以下にあたります。熱と日光に弱く屋外にあまり放置できないと言うデリケートな石でもあります。
トルコ石の品質評価として色の豊かさは価値に影響する重要ポイントです。一般的に人気の色合いは、濃い空色か「ロビン(=アメリカンロビン)の卵色」の青と言われています。
緑色が多かったり、色が薄いものなどは価値が低い傾向にあります。しかしチベットやネパール、ブータンでは緑っぽい青が好まれると言います。その国の好みによっても変わりますね!
トルコ石は過剰に軟らかい品位の低い素材は、たとえ人工処理を加えたとしても、時間と共に色が落ちたりして、宝飾品として扱えなくなります。
まとめ
今回はトルコ石について勉強して見ました!!
真贋が難しく価値をつけるのが難しいトルコ石ですが今回の勉強で少しでも知識を身に付けられたでしょうか。
次回の色石一年生ブログもお楽しみに!!
五大宝石アレキサンドライト
おはようございます!色石一年生ヨシナリです!!
前回はTBSの人気テレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介されたパライバトルマリンについて勉強しました!!今回も引き続き番組で紹介された大変希少な石を勉強します!!
今回勉強する色石はこちら!!!
「アレキサンドライト」です!
アレキサンドライトとは
アレキサンドライトはクリソベリルと呼ばれる鉱物の一つで、太陽の下では青緑色のエメラルドに近い色をしています。また夜に人工照明の下では赤くなる二色性(カラーチェンジ効果)があることも大きな特徴の一つです。
1830年頃、ロシアで発見されたアレキサンドライトは当時エメラルドだと思われていました。その後、他の宝石にはない二色性の効果が珍しいとされ新しい効果を発見された日(アレクサンドル二世の12歳の誕生日)にちなんで、 非常に珍しい宝石にアレキサンドライトという名前がつけられたと言われています!
アレキサンドライトは産出量が大変少なく人気の石のためとても高価で、有名な四大宝石はダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドに加えアレキサンドライトは五大宝石として扱われたり「宝石の王様」と呼ばれたりもします。
産出地
スリランカ産は、比較的大き目の石が産出されますが色変化も含め品質の良いものはあまり出てきません。
・ブラジル
ブラジル産には透明度、変色性ともに上質のものがたまに産出されます。
・ロシア
ロシア産アレキサンドライトは稀産で滅出回らないため、ロシア産というだけで高値がついている場合があります。しかし品質としてはインクルージョンや傷が多い石とされています
その他の産地
・インド
類似石
アレキサンドライトに似た天然石は多く存在します。例えばカラーチェンジのする合成アメジストや、カラーチェンジサファイア、カラーチェンジガーネット、アンデシンやスピネル、トルマリンなどがあります。
アレキサンドライトは1975年に人工合成に成功しています。
人工的に作られたものは、天然のもののトップクオリティに引けを取らないくらい美しく、また一見すると見分けるのが難しいものです。一般人には天然と人工の判別はほぼ不可能です。
まとめ
今回はアレキサンドライトについて勉強しました。
アレキサンドライトの品質評価としては透明度と、色の変化を見ます。石の中の内包物が少なく、色変わりが強いほど価値が上がります。
アレキサンドライトは類似石の勉強をしたときに伝えたとおり、合成石や類似石が多く判別が大変難しいです。
色石バンクなら長年の経験のある人間の目と特殊な機械を使い産地の特定も可能です。なので通常では難しい判別や品質評価も行えるため色石を高値で買取することが可能です!
気になる宝石がございましたら色石バンクまで!
マツコの知らない世界でも紹介されたパライバトルマリン!
おはようございます!色石一年生ヨシナリです!!
今回勉強する色石はこちらです!
トルマリンの中で最も高評価を受けるのがパライバトルマリンで、南国の海の色を思い出させるネオンブルーのような色合いをしています。
このパライバトルマリン、以前TBSの「マツコの知らない世界」でも紹介され話題になっていますね!!番組内では80ctの特大パライバトルマリンが紹介されていてビックリしました!!
今回はそんなパライバトルマリンについて勉強してみましょう!!
パライバトルマリンの歴史
1989年以前から、青緑の色合いのトルマリンは世界各地で産出されていました。
しかし品質が悪く、サイズも小粒なものばかりだったため、あまり取り上げられる事がありませんでした。
その後、ブラジルのパライバ州から良質の結晶からカットされたトルマリンが世界の宝石市場に供給されました。パライバ州でとれたそのトルマリンは今までのものとと比較できない程の優れた価値を認められ、産出地の名前が与えられました。そして現在も貴石に劣らないパライバトルマリンになったのです!
トルマリン自体は世界中で産出されるますが、銅成分を大量に含んだ『パライバトルマリン』の産地は、ブラジルのパライバ州とその近郊に限定されています。年々その産出量は減少を続けており、既に枯渇したとの噂がたつほどです。
希少性とその人気からパライバトルマリンは1ct単位の価格では最も高い宝石とも言われています。
産地
1989年にこの鉱山から偶然発見され、以後、唯一のパライバトルマリンを産出する鉱山としてその名を知らしめることになりました!
・アフリカ ナイジェリア
2001年に入り、アフリカのナイジェリアでもパライバトルマリンが産出されることが分かり、注目を浴びました。 ナイジェリア産パライバトルマリンの特徴は、ブラジル産パライバトルマリンに比べ、多少色の薄いブルーで品質もあまりよくない物が多く産出されます。またこの産地は2005年から産出されなくなってしまいました。
・アフリカ モザンビーク
ナイジェリアに代わって、新たにパライバトルマリンの産出が始まったのが、同じアフリカ大陸にあるモザンビークです。こちらもナイジェリア同様薄いブルーの一品が多いのですが、中には本来のパライバトルマリンに近い良質な一品も含まれていることが分かり、品質の良いものは高い価格で取引されるようになりました。
品質評価
パライバトルマリンのネオンブルーのような色合いは、銅による影響を受ける事によりあのような美しい色合いを出します。評価の高いパライバトルマリンの色味はトロリとした深いネオンブルーをしています。
色味のほかに透明が高く、かつテリが美しいものが一級品のパライバトルマリンです。
しかし本来混じりあって色を紡ぎだすことのない酸化クロムと銅が混ざることによって生まれたのが、パライバトルマリンであるため、当然のことながら、内包物はほかの宝石と比べても多い宝石です。
まとめ
以上、今回はパライバトルマリンについて勉強してみました。
希少な宝石のうえ、品質の良いものも限られるパライバトルマリン!
そんなレアな色石だからこそ高価に扱われるんですね!!
色石バンクではパライバトルマリンの産地特定も行い、自信を持った金額でお買取りしています!!
使わなくなったり、不要な宝石がございましたら査定に出してみては如何でしょうか!!
キャッツアイ界人気ナンバーワンはこれじゃ!【クリソベリルキャッツアイ】
おはようございます!色石一年生ヨシナリです!!
本日はこちらの色石を勉強します!!
自然界にはキャッツ・アイと呼ばれる宝石がこのほかにも多くあります。
中でも絹のような光沢と鮮明な目をもった蜂蜜色のクリソベリル・キャッツ・アイは最も美しい猫目効果(シャトヤンシー)が現れる宝石です。
クリソベリルキャッツアイは不思議な石で、キャッツアイ効果のないただのクリソベルはその稀少性と見合わない価格で取引されていますが、キャッツアイ効果(シャトヤンシー)が現れたものは何百何千倍の値段で取引されることがあります。それだけキャッツアイの人気があるということですね!
クリソベリルのキャッツアイが、ここまで世界的に知られるようになったのは、近年に入ってからのことで、歴史をたどると一世紀のローマの文献には、すでにスリランカとインドで産出されているそうですが、それ以降の長い間、クリソベリル キャッツアイが話題に上ることはありませんでした。
この宝石が話題になったのは19世紀に入ってからのことで、ビクトリア女王の3番目の息子であるコノート公爵が1879年にプロシアの王女に、クリソベリル キャッツアイの婚約指輪を贈りました。それによって一躍注目の的となったクリソベリル キャッツアイは、その直後から人気の宝石となりました。
【クリソベリルキャッツアイの主な産地】
・ロシア
・ブラジル
・スリランカ
・マダガスカル
・タンザニア
・モザンビーク
・中国
これだけクリソベリルキャッツアイの産地はありますが中でも有名なのはブラジルやスリランカです。
またそれ以外にもインド産のクリソベリルキャッツアイが最近、安価に入手できるそうですが、地色は薄い緑がかった黄色のため、あまり綺麗なものではありません。
【品質評価】
クリソベリル キャッツアイの中で、もっとも人気があり、価値の高い色味は、“ハニーイエロー”と呼ばれる濃密な蜂蜜色です。
地色が蜂蜜色をしているカボションに、白いはっきりした目がでると、「ミルクと蜂蜜効果」(ミルク アンド ハニー/Milk and honey)と呼ばれ、最高品質の証しとされています。
日本人の言うハニーカラーは海外と違いがあるようで、日本では「黄色い」ものをそう呼ぶ傾向にありますが、海外だともっと深い、ブラウンに近い深みのある色のことを指すそうです。
【まとめ】
今回はクリソベリルキャッツアイについて勉強してみました!!
キャッツアイ効果のある石はクリソベリルキャッツアイのほかにも沢山あります。
中でもパワーストーンのタイガーアイと呼ばれるキャッツアイ効果のある石がありますがこちらは宝石としての価値は全くと言っていいほどつかないものですので売りをお考えの場合は注意しましょう。
クリソベリルキャッツアイの品質評価は文字だけだと伝わりにくい部分も多くあります。色石バンクでは実際に送られてきたものを見ながら品質の評価やなんの石なのか詳しく説明することによってお客様のサポートも行っています。
気になる宝石などございましたら是非一度お送りください!!