人類が最初に掘り出した宝石トルコ石

 おはようございます!色石一年生ヨシナリです!

 

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 今回はこちらの色石を勉強します!

 

トルコ石

 

トルコ石ターコイズ)は青色〜緑色の色味をした不透明な鉱物で、トルコ石の良質のものは貴重であり宝石とされます!

人類が初期に掘り出した宝石のひとつであるとも言われています!

 

英語では turquoise(ターコイズ)と呼ばれ、フランス語の pierre turquoise (トルコの石)が由来になったと言われています。十字軍の時代にヨーロッパに広まったため、この石が「トルコの石」と呼ばれるようになったばかりか、もとは古フランス語で「トルコの」を表す形容詞だった"turquoise"と言う語が、青の色みの一つを表すようにもなった。

 

最近ではトルコ石以外の多くの不透明の宝石と同様に、表面処理されたものや模造品・合成品が出回っています。専門家でも鑑定することは難しいので注意が必要です。

 

最近とても安価にターコイズと言って売られている商品もありますが、ファストファッションブランドなどで売られているものは、そのような模様が近い石などを染色して作ったものです!

 

 

産出地

 

・イラン


シナイ半島


アメリカ合衆国
米国の南西部は、顕著なトルコ石の産地です!アリゾナ州カリフォルニア州(サンバーナーディーノ、インペリアル及びインヨーの各郡)、コロラド州コネホス、エルパソ、レイク及びサガチェの各郡)、ニューメキシコ州(エディー、グラント、オテロ及びサンタフェの各郡)、ネバダ州が特に産出されています!

ニューメキシコ州セリロスに最も古い鉱山があり、19世紀の終わりには、ニューヨークのティファニーが所有していたため、ティファニーターコイズと呼ばれていました!

  

 

品質評価と特徴

 

トルコ石の特徴の質の一つで良いものは鮮やかな青色ですが、不純物に鉄を含むと緑色に近くなります。


トルコ石は良質のものでも脆く、欠けやすいです。宝石の硬度をあらわすモース硬度で言うと6以下にあたります。熱と日光に弱く屋外にあまり放置できないと言うデリケートな石でもあります。

 

トルコ石の品質評価として色の豊かさは価値に影響する重要ポイントです。一般的に人気の色合いは、濃い空色か「ロビン(=アメリカンロビン)の卵色」の青と言われています。

 

緑色が多かったり、色が薄いものなどは価値が低い傾向にあります。しかしチベットやネパール、ブータンでは緑っぽい青が好まれると言います。その国の好みによっても変わりますね!

 

トルコ石は過剰に軟らかい品位の低い素材は、たとえ人工処理を加えたとしても、時間と共に色が落ちたりして、宝飾品として扱えなくなります。

 

 

まとめ

 

今回はトルコ石について勉強して見ました!!

真贋が難しく価値をつけるのが難しいトルコ石ですが今回の勉強で少しでも知識を身に付けられたでしょうか。

 

次回の色石一年生ブログもお楽しみに!!

 

 

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