マツコの知らない世界でも紹介されたパライバトルマリン!

おはようございます!色石一年生ヨシナリです!!

 今回勉強する色石はこちらです!

 

 

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パライバトルマリン

 

トルマリンの中で最も高評価を受けるのがパライバトルマリンで、南国の海の色を思い出させるネオンブルーのような色合いをしています。

 

このパライバトルマリン、以前TBSの「マツコの知らない世界」でも紹介され話題になっていますね!!番組内では80ctの特大パライバトルマリンが紹介されていてビックリしました!!

 

今回はそんなパライバトルマリンについて勉強してみましょう!!

 

 

パライバトルマリンの歴史

 

1989年以前から、青緑の色合いのトルマリンは世界各地で産出されていました。

しかし品質が悪く、サイズも小粒なものばかりだったため、あまり取り上げられる事がありませんでした。

 

その後、ブラジルのパライバ州から良質の結晶からカットされたトルマリンが世界の宝石市場に供給されました。パライバ州でとれたそのトルマリンは今までのものとと比較できない程の優れた価値を認められ、産出地の名前が与えられました。そして現在も貴石に劣らないパライバトルマリンになったのです!

 


トルマリン自体は世界中で産出されるますが、銅成分を大量に含んだ『パライバトルマリン』の産地は、ブラジルのパライバ州とその近郊に限定されています。年々その産出量は減少を続けており、既に枯渇したとの噂がたつほどです。

 

希少性とその人気からパライバトルマリンは1ct単位の価格では最も高い宝石とも言われています。

 

 

 

 

産地

 

・ブラジル パライバ州 サンドンデ・バターリャ

1989年にこの鉱山から偶然発見され、以後、唯一のパライバトルマリンを産出する鉱山としてその名を知らしめることになりました!

 

・アフリカ ナイジェリア

2001年に入り、アフリカのナイジェリアでもパライバトルマリンが産出されることが分かり、注目を浴びました。 ナイジェリア産パライバトルマリンの特徴は、ブラジル産パライバトルマリンに比べ、多少色の薄いブルーで品質もあまりよくない物が多く産出されます。またこの産地は2005年から産出されなくなってしまいました。

 

・アフリカ モザンビーク

 ナイジェリアに代わって、新たにパライバトルマリンの産出が始まったのが、同じアフリカ大陸にあるモザンビークです。こちらもナイジェリア同様薄いブルーの一品が多いのですが、中には本来のパライバトルマリンに近い良質な一品も含まれていることが分かり、品質の良いものは高い価格で取引されるようになりました。

 

 

品質評価

 

 

パライバトルマリンのネオンブルーのような色合いは、銅による影響を受ける事によりあのような美しい色合いを出します。評価の高いパライバトルマリンの色味はトロリとした深いネオンブルーをしています。

 

色味のほかに透明が高く、かつテリが美しいものが一級品のパライバトルマリンです。

しかし本来混じりあって色を紡ぎだすことのない酸化クロムと銅が混ざることによって生まれたのが、パライバトルマリンであるため、当然のことながら、内包物はほかの宝石と比べても多い宝石です。

 

まとめ

 

 

以上、今回はパライバトルマリンについて勉強してみました。

希少な宝石のうえ、品質の良いものも限られるパライバトルマリン

そんなレアな色石だからこそ高価に扱われるんですね!!

 

色石バンクではパライバトルマリンの産地特定も行い、自信を持った金額でお買取りしています!!

 

使わなくなったり、不要な宝石がございましたら査定に出してみては如何でしょうか!!

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