エジプトの王様も大好きペリドットの基礎知識
おはようございます!色石一年生ヨシナリです!!
今回は「ペリドット」と言う宝石の基礎知識について勉強して行きたいと思います!
ペリドットとは含有する鉄分によって、鮮やかな緑色をした宝石です。
古代エジプトでは「太陽の石」と呼ばれ、その国の王達が好んで王冠に使用したり、中世の教会では建物の装飾に使われたといわれていたほど昔から親しまれている宝石です!!
そんなペリドット、夜間照明の下でも昼間と変わらない鮮やかな緑色を維持したため、ローマ人からは「夜会のエメラルド(イブニング・エメラルド)」と呼ばれていました。
産地について
宝石として流通できる品質のものの産地は、アメリカ合衆国のハワイやアリゾナ州、中国、ミャンマーなどがあります。
また、古い産地としては紅海に浮かぶセントジョンズ島があり現在も鉱脈はありますが、採掘が禁止されています。
品質評価基準
ペリドットの品質評価としては、鮮やかな色合いで内包物が少なく透明度が高いものほど価値が高くなります。
ペリドットの色は黄緑色のものから濃い深緑色のものまであります。どの色が良いものなのかは見た人の好みにもよっても変わって来るので色だけで価値が変わることがほとんどありません。しかし中には内包物によってブラウン系の色味をしたペリドットがあり、そういった色味のものは価値が低くなります!
まとめ
今回はペリドットの基礎的な知識について勉強しました!
ペリドットは貴石に比べると価値の高い石ではないですが、品質によっては高値で取引されることもあります。
注意点としては金やプラチナのリングやネックレスに付いている石でも、中には緑色のペリドットによく似たガラスなどが存在するという事です。
簡単な判断方法としては内包物があるか無いかを確認し、内包物が無ければガラスやプラスチックの可能性があります。
しかし宝石のプロでない限りは簡単な判断方法でも正確な判断するのが難しいです。
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