明石家さんまも探した「オパール」についての基礎知識!!
おはようございます!!!色石バンク色石一年生のヨシナリです!!
では早速、今回勉強する色石はこちら!
「オパール」です!! あの明石家さんまさんも大竹しのぶさんの結婚指輪を作るために自ら現地に行って命がけで採掘したそうです。笑
今回はそんなオパールの様々な種類や基礎知識について勉強していきます!!
オパールとは
和名では蛋白石(たんぱくせき)と呼ばれるオパール。日本で特に好まれる宝石でオパールの名前の由来は、サンスクリット語で宝石を意味する 「upālā[s] 」という語から来ていると言われています!
オパールの特徴
・角度や光の当たり方などで様々な色に変色するのがオパールの特徴の一つでこの現象を『遊色効果(プレイ・オブ・カラー)』といいます。
遊色効果のあるオパールのことを「プレシャスオパール」と呼びます。中には遊色効果のないオパールもあり、そちらは「コモンオパール」と呼ばれます。
・二つ目の特徴として、オパールは宝石の中で唯一水分を含みます。
古くなったりして水分がなくなるとヒビなどが入り価値が下がってしまうことがあります。水分がしっかり含まれていると持ちが良くなるため宝石店では水につけた状態にしていることもあります。
オパールの種類
・ホワイトオパール
オパールの中でも産出量の多い一般的なオパールで、白色や乳白色がベース。
地色が黒やグレーのオパール。地色が黒い為、遊色が鮮明に出やすく、産出量も少なくオパールの中で最も価値があります。
・ボルダーオパール
原石から取り出されるとき薄いオパール層と母含を一緒に取り出されるため、表面がブラックオパールのような地色と遊色を持ち、裏面が母岩になっているのが特徴のオパール。別名「母岩オパール」とも呼ばれています。
・ファイヤーオパール
地色が赤やオレンジ、褐色系のオパール。メキシコオパールとも呼ばれます。
・ウォーターオパール
地色が透明で水の上に遊色が浮かんでいるかのような色合いをしたオパール。
カンテラとは、メキシコ名で母岩自体を意味し、ボルダーオパール同様母岩と一緒に取り出され研磨されたオパール。
オパールの産地と品質評価
オパールの産出地としては主にオーストラリアのクーバーペディやライトニング・リッジ等と、メキシコなどになります。
オパールの品質評価としては遊色が様々な色合いで綺麗に出るものほど価値が高くなり、その中でも赤が多く入った色合いになると特に希少なものになります。
またブラックオパールは一般的に地色が濃く、真っ黒な地色に様々な色が鮮明に映し出されるものは「レッド・オン・ブラック」と呼ばれ、その価値は跳ね上がります。
まとめ
今回はオパールについて勉強してみました!!
オパールにも沢山種類がありますよね!そしてオパールにも他の色石同様にダブレットやトリプレット(ダブレットとは上部分が天然のオパールで、下部分がプラスチックなど二層になって別々のものをくっつけたもの。トリプレットはそれが三層になっているもの。)と呼ばれる悪質な模造石などもあり、注意が必要です。
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