ヒスイとは!?
おはようございます!!色石バンクヨシナリです!!
皆様、夏休みのご予定はお決まりでしょうか!夏と言えば海水浴!
すでに海開きをしてるビーチも出てるみたいです!!
ということで今回は夏休みのオススメ海水浴場トップ10!!!
ではなく、今回勉強しようと思う色石はこちら!
『翡翠(ヒスイ・ジェイダイト)』です!!
ヒスイは東洋(中国)、中南米(インカ文明)ではとても古くから人気で金以上に珍重された時代もあったそうです!!今も中国や香港でも人気のある色石です!!
翡翠は「硬玉」(ヒスイ輝石)と「軟玉」(ネフライト)の2種類があります。
宝石としての翡翠は50%以上のヒスイ輝石が含まれたヒスイ輝石岩を指し、それ以外のものは基本的には価値の低いものとされあまり好まれません。
ヒスイ(硬玉)の主な産出地
・日本 : 新潟県糸魚川市姫川流域、北陸の海岸や富山県の宮崎・境海岸(ヒスイ海岸)、兵庫県養父市(旧大屋町)、鳥取県、静岡県引佐地区、群馬県下仁田町、岡山県新見市の大佐山、熊本県八代市泉町など
・ミャンマー : カチン高原(カチン州)
・グアテマラ : モタグア渓谷
・米国 : カリフォルニア州ニューイドリア地区
・ロシア : 西サヤン山脈
・カザフスタン
実はヒスイは日本でも産出されるんですね!そしてよく間違われやすいですが、ヒスイは中国で人気ですが中国では産出されないのです!
ヒスイの特徴
価値の高い宝石の中でヒスイは硬度が低く、傷の付きやすい宝石です。
ただしヒスイは細かい繊維状の結晶が沢山絡み合って出来ているため衝撃からの耐久性は全ての鉱物のなかでもっとも割れにくい性質を持っていると言われているんです!!
価値の高いヒスイ
日本で翡翠は深緑の宝石という印象を持つ人が多いですが、実は色々な色がありピンク、薄紫(ラベンダー)、半透明、白、青、黒、黄、橙、大きく分けて、15色程度あると言われています。
ヒスイの中で価値が高いとされるヒスイは『ロウカン翡翠』と呼ばれ、特徴はネオングリーンのような緑色をしており、とろっとした雰囲気の中に透き通るような透明感を持っています。中にはエメラルドのカボションカットと間違えてしまうのではないかと思うものもあります。
まとめ
今回はヒスイについて勉強してみました!ヒスイは鑑別がとても難しく、類似石も数多く存在します。
また翡翠は多孔質の物質であり染料を簡単に吸収することから質の悪いものは染料をしみ込ませて色を綺麗に見せたり、含浸をされたものなど悪質な処理が施されたヒスイもとても多いのです。
そういったヒスイは、素人の方やあまり宝石に詳しくない方は簡単にだまされてしまいます。
色石バンクでは色石について沢山の経験を重ねてきたプロが何人もいるためヒスイに施された処理や質を見極めることが可能です!気になる商品がありましたら査定に出して見てはいかがでしょうか!!